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テレビ信州・軽井沢町と地上デジタル放送を応用した防災に役立つ実証実験の協定を締結

フューチャーリンクネットワークとテレビ信州・軽井沢町は、三者で協働し、地上デジタル放送を応用した情報伝達手段に係る実証実験を行います。

株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市、代表取締役:石井丈晴、以下FLN)は、2021年7月16日付で株式会社テレビ信州(本社:長野県長野市、代表取締役社長:白岩裕之)、長野県軽井沢町(町長:藤巻進)と三者で「地上デジタル放送を応用した情報伝達手段に係る実証実験に関する協定書」の締結を行いました。

締結式の概要

日時 2021年7月16日(金)14:00から
実施場所 軽井沢町役場 2階 第3・4会議室

協定締結に至る背景

自然災害が発生した場合、防災行政無線の屋外スピーカーからの音声が十分に聞こえにくい状況においては、屋内に設置する戸別受信機による情報伝達が有効です。そこで、この度消防庁において、地上デジタル放送波を活用した新しい情報伝達手段について社会実装としての実証実験を行うことになりました。

一方、FLNはこれまでLアラートの開発事業や、V-Low帯を使用した防災情報の伝達に係る実証実験事業など、災害情報伝達に関する事業に数多く参画してきました。これらのICTを活用した地域活性化についての知見や実績を受け、この度、本実証事業をFLNが受託することが決定しました。

この事業の成功に向け、IPDC(Internet Protocol Data Cast)型データ放送による情報伝達の実績を持つテレビ信州と、情報伝達のための新しい防災システムを検討している軽井沢町と、FLNとの3者が協力することで、自然災害発生の際に役立つシステムの技術検証を行います。

実証実験の内容

  • 住民に地上デジタル放送用屋内受信機を配備
  • 軽井沢町が避難情報などの防災情報データを発信し、テレビ信州が地上デジタル放送波にのせて屋内受信機やサイネージに防災情報を配信
  • 軽井沢町からテレビ信州への情報伝達経路をFLNが整理し、地上デジタル放送波を用いた情報伝達の実効性等を確認するとともに、屋内受信機に必要な性能等を検証
  • 本リリースに関するお問い合わせ

    株式会社フューチャーリンクネットワーク
    担当:経営統括部 橋爪康太・菅野貴子
    TEL:047-495-0525