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福島県喜多方市、新しい生活様式での『山都三大そばまつり』開催のため ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを開始

集まったふるさと納税の寄附金を『山都三大そばまつり』の開催に活用。お礼の品として山都そばや会津漆器を揃えました。ふるさと納税を活用したクラウドファンディングは喜多方市で初の取り組みです。

福島県喜多方市と、喜多方市のふるさと納税事務局業務を受託している株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市、代表取締役:石井丈晴、以下FLN)は、新型コロナウイルス感染症対策の影響で打撃を受けている「山都そば」産業の振興を目的に、2020年10月30日より ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを開始しました。

プロジェクト開始の背景

喜多方市山都町は、2006年に喜多方市と合併する以前より、地域の資源を活用した「村おこし事業」に取り組んできた町です。1984年には、過疎化などの課題に対応するべく町全体として誇れるもの作りが検討され「そばによる村おこし事業」がスタートしました。これにより、それまで全くなかったそば常設店が20店近くまで増え、そば関連店舗や交流人口も増加するとともに、そばの作付面積も大幅に拡大するなど、商工業や農業を中心に地域活性化につながりました。

しかし、このような取組にもかかわらず、耕地の大部分が山間地にあることや交通の不便な地域であること、豪雪地帯であることなどから、人口減少に歯止めがかからず少子高齢化が加速し、過疎化が急速に進行している状況です。このため、そば産業においても、生産農家や店舗の後継者不足が懸念されています。

さらに、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、毎年3月に開催されてきた「寒晒しそばまつり」や「福寿草まつり」、7月の「飯豊の集い」などの多くの観光振興事業が開催できず、そば店等のお客様も大幅に減少するなど打撃を受けました。

このような状況を打開するため、喜多方市では新たな発想で山都の底力を発揮しようと、新しい形式での『山都三大そばまつり』を実施することを決め、2020年7月11日~9月27日には第1段となる『雪室熟成そばまつり』を開催しました。今まではイベント会場に2日間で1万人以上のお客様が来場する形態だったところを、山都町内のそば常設店を会場とし、開催期間を3ヶ月に延ばすことで3密を避け感染防止対策を徹底しました。また、スタンプラリーでの豪華景品プレゼントや地元農産物が購入できる形式など、お客様が楽しめる催しも工夫を凝らした結果、多くのお客様にお越しいただくことができました。

第2段として現在開催中の『山都新そばまつり』、第3段として3月に予定している『寒晒しそばまつり』でも、同じように感染症対策を万全にしたうえで様々な催しを企画し、多くのお客様に喜んでいただくために、本プロジェクトの実施を決めました。本プロジェクトを機に、より多くの方に山都そばの魅力を知っていただくとともに、「山都そば」を核とした地域の振興を図ってまいります。

なお、喜多方市においては、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングの実施は初の取り組みとなります。

プロジェクトの概要

プロジェクト名 そばの里「山都」を盛り上げる!山都そばを堪能する「山都三大そばまつり事業」
目標寄附額 1,000,000円
寄附受付期間 2020年10月30日~2021年1月27日
プロジェクトURL https://www.furusato-tax.jp/gcf/1087/
寄附金の使いみち 『山都三大そばまつり』の開催費用など
お礼の品 山都そば(乾麺・生そば)、そばによく合う日本酒、会津漆器

喜多方市のふるさと納税について

喜多方市のふるさと納税事業は、2019年4月よりFLNが事務局としてふるさと納税委託業務を開始しました。地元企業である有限会社山庄商店(本社:福島県喜多方市、代表取締役:荒川洋二)と連携し、地方自治体・地元企業・FLNの3者協働によって『寄附による増収に加え、持続的な地場産業振興とシティープロモーションにつながるふるさと納税』をめざし運用をしています。

2020年10月30日時点で、約70事業者・180品の地域の魅力あふれる返礼品を提供しており、2020年度の寄附額はおよそ5千万円を見込んでいます。

主な返礼品: 喜多方ラーメン、会津地鶏セット、福島牛、会津喜多方産コシヒカリ など
寄附受付窓口: ふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/city/product/07208/

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社フューチャーリンクネットワーク
担当:経営統括部 橋爪康太・菅野貴子
TEL:047-495-0525