株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市、代表取締役:石井丈晴、以下FLN)は、茨城県鉾田市と連携し、地域資源を活かした「チイオシ鉾田市プロジェクト」の第一弾として、長洲農園での農業体験プログラムを2025年9月27日(土)・28日(日)の2日間で実施しました。
本取り組みは、地域外の人々が「観光以上、定住未満」の形で関わる“関係人口”の創出を目的とし、農業体験や農家の方々との交流、市内の施設や神社を巡る「ほこたツアー」を通じて、鉾田市の魅力を発信しました。

実施内容
・ミニトマト収穫体験
第一弾である今回のプログラムでは、参加者がミニトマト「サンチュリーピア」の収穫を体験しました。
真っ赤に熟した実を見極めながら一つひとつ丁寧に収穫する作業を通じて、農家のこだわりや工夫に触れることができました。
また、農園主や外国人研修生との交流を通じて、農業の現場での日々の工夫や思いを知る機会となりました。

・市内の名所6か所を巡る「ほこたツアー」
あわせて、市内を巡る「ほこたツアー」も実施され、涸沼や鉾神社、鹿島灘海浜公園などの名所を訪れました。
地域の歴史や自然に触れるとともに、メロンソフトクリームなど地元ならではの味覚も楽しみ、鉾田市の多様な魅力を体感する機会となりました。

実施スケジュール
9月27日(土)
【午前】
涸沼駅集合
ほこたツアー開始・鉾田市みのわ水鳥公園
・厳島神社
・鉾神社
・安塚公園
・鹿島灘海浜公園
・サングリーン旭
鉾田市アンバサダーとともに地域の名所を巡り、自然や歴史に触れながら、地元の食を味わうことができるツアー。
【昼】
鉾田市内飲食店にて昼食
・地元食材を活かした料理を堪能
【午後】
長洲農園にてミニトマト収穫体験
農園主との交流会兼夕食
9月28日(日)
【午前】
長洲農園・いこいの村涸沼にてフェノロジーカレンダー制作のためのヒアリング
【午後】
帰路につく
背景
鉾田市は、農林水産省が発表する市町村別農業産出額の野菜区分において、平成26年から令和5年の10年連続全国一位を誇る「日本でいちばん野菜をつくるまち」であり、メロンやさつまいもをはじめとする農業が基幹産業です。
近年、国においては都市住民と地域をつなぐ「関係人口」の創出が重要視されており、観光を超えた地域との持続的な関わり方が求められています。
FLNは、この関係人口創出事業「チイオシ」における新たな取り組みとして、鉾田市と「自治体アンバサダー」連携に関する覚書を締結し、農業を通じた関係人口の創出に取り組んでいます。
参加者や関係者からの声
参加者からは「鉾田の町を知ることができ、海や自然がとても美しかった」「参加してよかった」といった感想が寄せられました。
農作業を実際に体験することで、鉾田市の新たな魅力を発見する機会となりました。
長洲農園からは「メロンの魅力をさらに多くの人に知ってもらいたい」「既に取り組んでいるオンライン販売や直販を、より多くの方に届けていきたい」との声がありました。
今回の体験を通じて、参加者と農園の双方に新たなつながりが生まれるきっかけとなりました。
今後の展望
本プロジェクトは2025年9月から2026年2月まで、全6回の開催を予定しており、より多くの方に鉾田市や農業について触れ、知っていただくことを目的としています。
すでに今月10月下旬には第二弾として、鉾田市内のおみ農園でのさつまいもの収穫体験を実施予定であり、今後も市内の複数の農園で体験を展開していく計画です。
今後も回を重ねるごとに内容を改善しながら、参加者が気軽に関われる仕組みづくりを進めていきます。
そして、体験を通じて生まれたつながりを広げていくことで、継続的に地域を応援してくださる関係人口の輪を育んでいくことを目指します。
【関連URL】
▶チイオシ公式YouTube
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