社長コラム 導火線
       

※本コラムは、ご支援いただいている「まいぷれ」掲載店様やお取引先様に、毎月一回「まいぷれ」の活動をお知らせする会報誌「まいぷれ通信」に掲載しています。

今回の内容をざっくり言うと…

  • インターネットが情報収集の主な手段に
  • 信憑性の低いニュースも混在
  • 情報源をよく確認し真否を判断する

[2016年5月5日]

 昨今、従来の新聞・テレビではなく、インターネットでニュースを知る機会が増えました。自分の行動を振り返っても、さっとスマホで手軽にニュースサイトやニュースアプリの情報を取得することが当たり前になっています。見る度に新しいニュースが興味をそそるタイトルで並んでいるので飽きませんし、それなりに楽しめます。

 ですが、よくよく読むと、信憑性の低いニュースがかなり混ざっていることに気づきます。いろいろな情報源からニュースを集めているサイトやアプリなどでは、全く聞いたことのない情報源や個人ブログの記事が並んでいます。これらの情報は、架空あるいは全くのでたらめ記事であることも珍しくありませんが、有名なニュースサイトでも大手新聞社からの記事と同列に並ぶので、多くの人は内容を疑わず信じてしまいます。

 こういった情報配信元は閲覧数を稼ぎ、広告収益を増やすことを目的にしているものです。多くの人にクリックしてもらうことを最優先に考えますので、情報の信憑性よりも、多くの人が反応しやすい記事を書こうとするわけです。これが過熱化した結果、極端な解釈、架空の情報、信憑性のない情報が並ぶようになりました。これはかなり深刻な問題です。偏向記事によってやり玉に挙がり直接被害を受けた方はもちろんですが(炎上、と呼ばれる現象)、虚偽のニュースに踊らされる圧倒的多数の視聴者の方が、被害認識がない分深刻です。偏った批判、不当な攻撃、狭量な差別を冗長し、日本のコミュニティの破壊につながるのではないかと危惧しています。

 これは「インターネットの世界は自由で自己責任」と片付けられる問題ではないと思っております。法整備による規制をかけないまでも、「ネットの情報を鵜呑みにせず、情報源をよく確認し、真否をきっちりと判断する」という情報教育、啓蒙活動が重要なのではないかと思います。

(株)フューチャーリンクネットワーク
代表取締役 石井 丈晴