社長コラム 導火線
       

※本コラムは、ご支援いただいている「まいぷれ」掲載店様やお取引先様に、毎月一回「まいぷれ」の活動をお知らせする会報誌「まいぷれ通信」に掲載しています。

今回の内容をざっくり言うと…

  • 東北新幹線開業により生じる明暗。
  • 進歩によるメリットとデメリットは表裏一体。
  • 現状と向き合って新たな付加価値を!

[2015年1月5日]

今年3月、いよいよ北陸新幹線が開業します。これにより、今まで東京から越後湯沢経由で四時間かかっていたところが、富山まで二時間ちょっと、金沢まで二時間半弱で到着することになります。

これは北陸地域にとっては大きなチャンス。ビジネスや観光面で大きなインパクトが期待されます。
今までも交通機関の発達は、特に地方にとっては活性化の大きなきっかけになってきました。一方で、北陸新幹線開通に伴い、それまで東京から向かう際に北陸の玄関口だった越後湯沢や米原は、経由する人が大幅に減るので衰退が心配されます。
また、他の沿線地域においても、北陸新幹線開通に伴い、JRが在来線の一部から撤退し、第3セクターがその経営を引き継ぐことになります。民間企業の経営判断ですのでここの賛否はともかくとして、運行本数やサービスレベルは少なからず低下すると思われます。
実際に東北新幹線の青森延伸により、メリットのあった地域もあれば、非常に不利益を被った沿線地域もあるのです。

交通機関に限らず、進歩や進化は大きなメリットがある一方、必ず負の側面も伴います。インターネットでショッピングされるようになったため商品が売れなくなった、大型ショッピングセンターができたので商店街が空洞化した、など利便性が上がる一方で不利益を被る部分も必ず出てきます。

ですが負の影響を恐れるがあまり、進化や進歩を否定し、あえて不便な状況を維持するわけにはいきません。今まであった有利な状況が失われると少なからず衝撃がありますが、それを嘆いてばかりでは何も生まれません。思考と視点を変えて状況と向き合って行かなければならないのです。

まいぷれは、地域の魅力を発掘し、情報を発信し、地域の方はもちろん、地域外からいらっしゃる方にも地域を楽しんで頂くことを使命にしております。
たとえ不利な状況が生じることがあっても、それをむしろチャンスと捉えて、新たな付加価値を開発できるようなお手伝いをしてまいりたいと思います。

(株)フューチャーリンクネットワーク
代表取締役 石井 丈晴