社長コラム 導火線
       

※本コラムは、ご支援いただいている「まいぷれ」掲載店様やお取引先様に、毎月一回「まいぷれ」の活動をお知らせする会報誌「まいぷれ通信」に掲載しています。

今回の内容をざっくり言うと…

  • 長時間労働を美徳とし、「働き方改革」には抵抗
  • 社員の意識変革で劇的な労働時間減少に成功
  • 少子高齢化のお陰で社会がより良くなる期待を

[2018年1月5日]

 2016年より打ち出された「働き方改革」に、弊社も一昨年より取り組んでまいりました。長時間労働を美徳とし、能力の足りない私は、人の倍働いて量で勝負と考えてきたので、当初はかなり抵抗がありました。「生産性を上げて、労働時間を減らす。多種多様な働き方を実現する」と頭では分かっていても、少しでも業績を上げるためにはたくさん働くべきという考え方に凝り固まっていたのかもしれません。特に当社のような発展途上の中小企業は大手企業のようなキレイゴトでは生き残れず、また、社員各位も残業をなくすなど非現実的だと思っていたでしょう。

 しかし、世の中は少子高齢化。働き手が減り、生産性を上げられないまま人を雇うことは「貴重な人材を無駄遣い」することになります。人材は生産性の低い会社(仕事)から高い会社(仕事)に移っていくべきで、つまり生産性を上げられない会社は市場から退場すべき(つまり、消えて潰れる)時代になったのです(人の働きがいは給与や待遇だけではなく、意義ややりがいも大事ですが、それは別の議論にて)。

 お陰様で当社は社員の前向きな意識変革で、劇的に労働時間を減らすことができました。この変化は、労働人口減少から出てきた働き方改革のお陰であり、いうなれば少子高齢化のメリットの一つかもしれません。新年挨拶でも触れたように、弊社の今の重要テーマは「2020年東京オリンピック〝後〟をいかに明るくポジティブな社会にするか」です。少子高齢化の中で単なる縮小均衡論ではなく、これを好機として新しい地域社会のあり方を提言していく。地域活性化を事業テーマに据える弊社としては真価が問われます。オリンピック後は日本の行く末を悲観するのではなく、むしろ少子高齢化のお陰でますます社会が良くなる、そんな風にワクワクしていたいものです。

(株)フューチャーリンクネットワーク
代表取締役 石井 丈晴