社長コラム 導火線
       

※本コラムは、ご支援いただいている「まいぷれ」掲載店様やお取引先様に、毎月一回「まいぷれ」の活動をお知らせする会報誌「まいぷれ通信」に掲載しています。

今回の内容をざっくり言うと…

  • 将来推計人口によると36年後には1億人を割る
  • 人口減を受けとめ、社会モデルを切り替える
  • 人口減少局面だからこそ魅力的な地域作りを

[2017年6月5日]

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が、2065年まで50年間の将来推計人口を発表しました。前回5年前の発表時の想定よりも出生率が上向きに推移したため人口減少ペースが緩やかになったものの、2053年(36年後)に1億人を割り、65年(48年後)には3割減の8,808万人になる見込みです。36年後というと平均寿命から推測するに私も存命中の可能性が高く、リアリティがある数字です。この頃には郷ひろみさんの「エキゾチックジャパン」で有名な名曲「2億4千万の瞳」がなぜ2億4千万だったのか、懐かしく語られることでしょう。

この少子高齢化、人口減少のニュースは、大抵悲観的な視点から報道されます。もちろん決してポジティブではないのでハッピーなニュースとして報道されることではありませんが、悲観的な事ばかりいつまでも言っているのはいかがなものかと思います。人口減を嘆いていても何も解決しません。また、人口減少を止める程までに出生率を急激に上げることは事実上不可能な中、少子高齢化を防ぐ議論をする時期でももはやなく、人口が減っていくのは避けようのない事実として受け止め、どのように取り組んでいくのか?を考えるステージなのです。

今まで拡大前提の社会でしたが、減少局面に合わせて社会モデルを作り替えていくことで、持続的に継続発展できる地域モデルがあると考えています。コンパクト、シェアエコノミー、リノベーションといったキーワードがそのヒントになるのではないかと考えています。

私どもは地域活性化を事業目的に据えています。この人口減少局面をどう理解し、今後、どのような地域社会のあり方が理想なのかを考え、これを実践していくことにつきます。人口減少局面だからこそできる、より魅力的な地域作りの一翼を担っていこうと思います。

(株)フューチャーリンクネットワーク
代表取締役 石井 丈晴