社長コラム 導火線

※本コラムは、ご支援いただいている「まいぷれ」掲載店様やお取引先様に、毎月一回「まいぷれ」の活動をお知らせする会報誌「まいぷれ総研」に掲載しています。

[2014年3月5日]

アベノミクスという言葉が世間で大きく言われるようになってから約半年(最初に言われたのは2006年ですが)が経ちました。株価は上がったものの、我々が直接感じる地域経済ではなかなか実感に乏しかったのですが、ようやく少しづつ地域にも好況感が広がり始めてきたようです。

建築、不動産系はもちろんのこと、飲食店においても「領収書で食事される方が増えてきた」とか、「高いメニューが出るようになってきた」とか、カルチャースクールでも「問い合わせが増えてきた」など、明るい兆しが出始めてきているようです。

釈迦に説法ですが、景気の好不況は必ず交互に訪れます。ひたすら右肩下がりで不況、ひたすら右肩上がりで好況というのは実はなく、好不況の波を繰り返しながら徐々に低下していったり、同じく上昇していったりしているだけなのです。ここ10年デフレが続き不況が続いていたかに思えますが、その中でも小さい好不況の波はあったわけです。

今回のアベノミクスで、地域経済においても短期的にいい景況感にはなると思いますが、長期的にみると、今のままでは、東京23区以外は衰退していくのではないかと危惧しています。今回の景気で一息ついて安心せず、長期的な視点で変わっていかなければいけないと、強い危機感を持っております。

ではどうすればよいか?は私の重要なテーマの一つなのですが、情報発信を積極的にしていくほかないと思っています。お店を開けていれば勝手にお客様が来る時代はもう来ないと認識し、地域の魅力や自店の魅力を分析し、地域の内外、国の内外を問わずに発信していく。ここでしか体験できない魅力、インターネット通販では得られない価値、地域のつながりがいかに貴重かを自ら積極的に発信していく。この考え方の変化が必要だと考えています。

地域活性化に情報の流通は不可欠だと思っています。「まいぷれ」では、今まで以上に危機感を持って、このテーマに取り組んでいきたいと思っております。

(株)フューチャーリンクネットワーク
代表取締役 石井 丈晴